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2025年4月15日、那覇 – 世界有数の製品設計・開発のアウトソーシングサービス企業のQuest Global(本社:シンガポール)は本日、おきなわ航空関連産業クラスター形成推進会の正会員であり、クラスターの中核事業者である MRO Japan株式会社(本社:沖縄県那覇市)と、航空機整備に関するエンジニアリング・サービスを提供する方針で合意しました。

Quest Globalは、エンジニアリング・サービス事業に特化したグローバル企業であり、大手航空エンジン・航空機体メーカーに対して20年以上にわたりエンジニアリング・サービスを提供し続けている、信頼と実績のある会社です。MRO Japan株式会社への支援を通じて、同社の航空機整備事業の成長に寄与するだけでなく、おきなわ航空関連産業クラスターの形成推進会正会員として、クラスター形成にも貢献します。

Quest Global 航空宇宙・防衛部門 プレジデント 兼 グローバル事業責任者 ディーン・クロフは次のように述べています。「Quest Globalは、戦略的かつ極めて重要なプログラムにおいて、MRO Japanと提携できることを大変嬉しく思います。このパートナーシップに参画できることは光栄であり、世界の航空宇宙・防衛市場における経済的効果、雇用、認知を通じて、沖縄ならびに日本全体に価値をもたすことができると確信しています。MRO(整備・修理)は、航空宇宙・防衛産業において現在最も成長が著しいサービスの一つであり、今後も長期にわたり必要不可欠なサービスであり続けます。そして、Quest Globalは、顧客と航空宇宙・防衛産業全体に提供する価値の中核を担い続けます」

【Quest Global (クエスト・グローバル)について】
Quest Globalは、「What(何を行う)」だけでなく、その背景にある「Why(なぜ行うのか)」を起点にエンジニアリング・サービスを提供し、他社と一線を画しています。エンジニアリング事業を展開していますが、私たちが実際に創造しているのは明るい未来です。そして、25年以上にわたり、世界で最も難解とされるエンジニアリング課題を解決してきました。現在、20か国以上で事業を展開し、85を超えるグローバルデリバリーセンターを擁しています。2万人以上の好奇心旺盛な人材が、不可能を可能にするために従来とは異なる手法を駆使しています。また、テクノロジー、業界固有の専門知識、多様な人材を融合させた多次元的なアプローチにより、重要な課題に迅速かつ効果的に対応しています。航空宇宙・防衛、自動車、エネルギー、ハイテク、医療技術・ヘルスケア、鉄道、半導体など、幅広い業界で顧客の課題解決を支援しています。私たちは信頼できるパートナーとして、世界最高水準のエンドツーエンドのエンジニアリング・ソリューションを提供しています。

【MRO Japanについて】
MRO Japanとは、Maintenance(整備)、Repair(修理)、Overhaul(オーバーホール)の 略で、航空機の整備及び修理に関わる事業のことで日本ならではの高い品質と技術力(Japan Quality)でMRO事業を通して空の安全を支え、これからも航空産業と地域・社会の 発展に貢献するという思いが込められています。 MRO Japanは日本で唯一のMRO専門会社として2015年に設立し、同年9月から航空整備事 業を開始し、現在は全日本空輸株式会社をはじめ、国内の航空会社を主要な取引先としてお り、加えて官公庁業務、海外の航空会社へも事業領域を拡げています。 MRO Japanの品質と技術力は約50年にわたるANAグループ重整備部門の経験と実績が礎となっており、航空機の整備および改造(機体の全塗装および特別塗装を含む)能力を有してい ます。さらに2022年には整備能力の一層の拡充のため、欧州航空安全庁(EASA)の認定を取得しています。