クエスト・グローバルが、MedTechカスタマーの革新性と競争力強化のためにどのようなパートナーシップを構築しているか見てみましょう。ヘルスケアのエコシステムでは、複数の変革が同時に進行しています。また、ヘルスケアのコンシューマライゼーションにより、MedTech企業は、医療機器やヘルスケアシステムの従来の定義を見直すよう迫られています。遠隔診断/遠隔医療はヘルスケア領域においてはもはや新しいパラダイムではありません。ヘルスデータの標準化とデジタル化は、ヘルスケア管理に新しい可能性をもたらしています。
医療技術分野における従来のマーケットリーダーが、デジタルヘルスの根本的な定義を見直す一方、ニッチプレーヤーはヘルスケアの自動化におけるイノベーションを加速させています。医療技術において20年以上の専門知識を有するクエスト・グローバルは、放射線画像診断、体外診断システム、患者モニタリングの分野で、比類のない能力を備えたパートナーとして、高機能化を実現します。
当社は、お客様に2-in-1のメリットを提供する信頼される思考パートナーです。
・変革におけるパートナー:
今日、クエスト・グローバルは、最先端のソリューション分野で数社の最大手テクノロジー企業と提携することにより、シリコンおよびソフトウェアの設計からIoT、AI、MLに至るまでのケイパビリティを高めています。コネクテッドケア、画像診断、遠隔医療などの医療技術分野のお客様に、最新技術におけるクエスト・グローバルのクラス最高の専門知識を提供しています。
・医療機器の新製品開発と品質維持におけるパートナー:
クエスト・グローバルは、機械、エレクトロニクス、ソフトウェア、デジタル技術全体に及ぶ製品エンジニアリングに関する高度なケイパビリティを備えており、独自の立場から医療技術分野のお客様が新製品開発プログラムを加速できるよう支援します。同時に、クエスト・グローバルは、マネージドサービスとサステナンスエンジニアリングを通じて、製品開発におけるR&D運用コストの削減も支援しています。
認定とプロセス標準:
ISO 13485認定 | IEC 62304 | ISO 14971 | ISO 26262 | ISO 9001 | ISO 27001 | OHSAS 45001 | IEC 62304
コンセプトと実現可能性、設計と開発、V&V、法規制
POC、新製品設計
CAE(解析とシミュレーション)
エンジニアリングと開発
試験および試験の自動化
デジタルおよび普及技術のサービス
法規制遵守のサポート
設計移管とプロセスエンジニアリング、製造と部品調達、サプライチェーン
プロセス設計、DFM、設計移管
プロセス適格性評価(Cp、Cpk)
ツール開発、修理、管理
文書化、標準作業指示書
サプライチェーンのサポート:サプライヤの適格性評価、入札パッケージ、サプライヤ移行のサポート
市販後のサポート、継続性とライフサイクル終了のエンジニアリング
PLMと維持のサポート、変更管理
バリューエンジニアリング、許容原価計算、分解
製造上の不適合
性能管理(現場故障、ばらつき)
改善と法規制遵守のサポート
部品改廃サポート
米国を拠点とする大手医療機器企業は、次世代の新生児用保育器を市場に投入する計画を立てていました。
クエスト・グローバルは、課題であった市場投入までの時間短縮と、中核となるR&Dチームのサポートに着手。
クエスト・グローバルは、センサー適格性評価(新製品開発の初期段階では、抽象的な要素が多い)及びユーザーインターフェイスのモジュール化について主開発を行いました。
これによってクライアントR&Dチームの負担を軽減し、医療分野/臨床分野関連の技術開発に集中させることで、製品の市場投入期間を短縮しました。
クエスト・グローバルのコンピュータ支援診断(CAD)は、デジタルヘルスケアにおいて重要な役割を担い、放射線科医の助手および第2の読影医として機能します。
診断ワークフローを自動化して生産性を向上させることにより、迅速な診断を可能にし、診断コストも削減します。
結節の早期発見により、生存率の向上に大きく貢献します。
クエスト・グローバルが開発したこのディープラーニングPOCは、従来の画像処理手法よりも優れた精度で肺結節を発見します。
ある北米企業は、ICU患者のバイタルパラメータの遠隔モニタリングの実現を目指していました。
コロナ禍におけるICUケアでは必要性が高い技術と言えるでしょう。
多様なモニタリングシステムからの複数の臨床パラメータと入力をリアルタイムで統合することは、技術的に困難です。
クエスト・グローバルの経験と医療機器ソフトウェアのケイパビリティは、この新製品開発プログラムの推進に貢献しました。
適切な画像を得るために複数回のX線撮影が必要になることは、X線撮影における問題のひとつです。
1回の撮影で適切な画像を得ること(First Time Right)は困難でした。
クエスト・グローバルは、10年以上にわたって培った画像診断システムの専門知識を活かし、X線再撮影の原因(画像がぼやけている、患者の位置が悪い)を分析し、設計を改善することで問題を解決しました。その結果、患者の安全性が大きく向上しました。
この場合のFirst Time Rightとは、患者と技師の双方にとってX線被曝が少ないことを意味します。
北米を拠点とする大手医療技術企業にとって、臨床意思決定の自動化は大きな課題でした。
ECG(心電図)のような臨床パラメータは解釈が複雑であり、緊急も要します。
クエスト・グローバルは、R&Dチームの一員として、不整脈検出アルゴリズムが組み込まれたECGシステムを開発しました。
このプログラムは実質的に早期の心停止予測に貢献し、多くの命を救いました。
このプログラムでは、コンピューティング分野における Quest Global のエンジニアリング能力の真の実力が問われました。
クエスト・グローバルのエンジニアは、MRI再構築アルゴリズムの性能を2分から2秒に最適化しました。
これにより、MRIガントリという厳しい環境下に患者が滞在する時間が大幅に短縮されました。
クエスト・グローバル社の医療機器に関する専門知識と、短期間で高品質な製品を提供する能力は、本当に素晴らしいものです。
医師たちは、当社が提供する新しい機能に非常に興味を持ってくれています。
クエスト・グローバル社の不断の取り組みと大変な努力に感謝いたします。