東京(日本)、2019年4月11日/PRニュースワイヤー/ —
エンジニアリングサービス・プロバイダーのパイオニア、クエスト・グローバルは、エンジニア学生たちのイノベーション育成を目的としたグローバルイニシアチブであるクエスト・インジニアム(Quest Ingenium)日本版を終了しました。学会におけるエンジニアリングに対する熱意と情熱の形成を目指して毎年開催される応用エンジニアリング・コンペティションは、学生たちが世界中の実世界のエンジニアリングの問題を解決するイノベーションを考案するよう促すものです。このユニークなイベントのグランドフィナーレは東京で開催され、同志社大学の時空間情報科学チームが優勝者となりました。
初の日本開催となったクエスト・インジニアムには、国内の様々な工科大学から応募がありました。学生が提出したプロジェクトのアイディアは、データ工学とインダストリー4.0(Industry 4.0)に関するものでした。優勝プロジェクトの「Human Evolution Simulation(人類の進化シミュレーション)」は同志社大学の岸本幹史、大澤僚也、大久保孝晃の作品で、日本の縄文時代から弥生時代にかけての文化的変化を評価する革新的な方法を実証しています。同チ
ームは、問題解決に人類発生論のシミュレーションとデータ解析を用いました。2位の同志社大学と近畿大学は、磁性流体を使った空間における熱伝導と、ビッグデータを使って薬の副作用のリスクを視覚化するというアイディアを発表しました。
このグローバルなエンジニアリング革新のコンペを通して、クエストは日本の学生のエンジニアリング感覚と問題解決力を発見することができました。インジニアムの勝者には、インドにあるクエストのグローバル・デリバリー・センター見学、10万円の賞金、そしてクエストに入社できる権利という素晴らしい報奨が授与されました。
東芝エネルギーシステムズ株式会社(Toshiba Energy Systems & Solutions Corporation)火力サービス技術部部長、高木健太郎氏は、次のように語りました。「デジタル・ディスラプションによって、製品エンジニアリングのエコシステムは大きく変化しつつあります。エンジニアリングサービスのパイオニアとして、クエストは最終消費者のためにイノベーションとディスラプションの先頭に立ってきました。インジニアムのような世界規模のプラットフォームは、製品エンジニアリングのエコシステムにおける複雑な問題の解決を助ける優れた取り組みです。また、国内のエンジニアリング・エコシステムを変換し育むエンジニアリング・ソリューションを学生が革新し、提案することを奨励しています」
「当社のグローバルなエンジニアリング革新のコンペは、インドで成功裏に第8回を終了した後、日本で紹介しました。インジニアムを日本で開催することにより、日本の学生が当社のお客様の視線で考え、お客様が直面する問題のいくつかを解決できるよう促すことができました。また、このイベントは日本の最高の人材を見出し、育てるのに最適なプラットフォームを当社に提供してくれます。インジニアムは、次の世代のエンジニアを「未来に対応できる」ようにするため、当社が学界と連携しているグローバルイニシアチブの一つです」と、クエスト・グローバルのアジア太平洋事業部長、ハープリート・ワサン氏は述べました。
クエスト・グローバル(Quest Global)は、航空エンジン、航空宇宙・防衛、自動車、医療機器、石油・ガス、電力、ハイテク、産業、鉄道分野の世界で最も高い評価を受けるフォーチュン500ブランドの多くの企業に信頼されるエンジニアリングサービスおよびソリューションを提供する主要パートナーで、1万人以上の従業員がいます。20年以上にわたり、クエストは完全なエンジニアリングライフサイクルにわたる総合的なサポートを提供し、顧客の効率改善、品質向上、新製品開発、新市場開拓を手助けするパートナーとして信頼されてきました。クエストは協調的かつカスタム化したアプローチを通じて、顧客が従来のエンジニアリング要件、およびデジタルと機械技術の融合を管理し、安全で信頼でき、かつ高品質な製品およびサービスを開発することを支援しています。
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